さて啓明館のテスト事情です。
テストが終わってすぐまたテスト、な印象なので、たぶんテストはふつうに多いんじゃないかと思ってます。
啓明館の個人成績表(実物)。テストの翌週に偏差値や順位、正答率や目安校などが載ったこちらの成績表が本人に渡されます。親に見せたくなくて「もらってない」と隠すケースもあるとかないとか(!)
どんなテストをしているかというと、
小5では
二週に1回「隔週テスト」
月に1回「ナビゲーション模試」
を受けています。
隔週テストは言うなればその単元のまとめテスト。
習ったばかりの範囲だから、対策(=テキストをきちんと復習しておく)しやすくはあって、コツコツできる子は点数を取りやすいと言われています。
5年の前半までは土曜日の授業の時間内に、後半からは日曜日の午前中に時間をうつして、いつもの教室で受けるテストです。
啓明館生は「隔テ」と呼んでます。
ナビゲーション模試は啓明館の内部模試の立ち位置で、基本、外部会場で受けます。
外部会場になるのは啓明館小石川校周辺の中高一貫校が多くて、一例を挙げると山脇学園、吉祥女子、広尾学園小石川、獨協中などなど。
日曜日の午前中に開催されます。
ちなみに、ふだんから掃除が行き届いていることにより、お借りする会場は女子校率が高くなっているそうで。
男子校は「○○日ですか? えーと、ちょっと掃除が間に合わないかも……」と難色を示されるケースも多々あるとか。
男子のいるわが家的には男子校開催だとうれしいところですが、理由に納得するしかありません。
で、ナビゲーション模試(こちらは「ナビ模試」と呼ばれてます)では、子どもがテストを受けている間に同会場で保護者会を開催されることがあります。
保護者会の開催は3ヶ月に一度くらいのペースです。
前半が会場となった学校さんの学校説明で、後半が啓明館の先生たちによる保護者会、の流れなので、手慣れた方は後半の時間帯のみ参加していたりもします。
そんなわけで、
★一週目に隔週テスト、
★三週目にも隔週テスト、
★四週目にはナビゲーション模試
が毎月のリズムになってきます。
※このテスト間隔がキープされつつひと月は四週しかないので、月によってはナビ模試が一週目にあたるなど、ずれこみつつ進みます。
なんにせよ月に3回ほどテストを受けるスケジュールです。
小5の授業は週3回(火・木・土)でも、日曜にテストが入ってくることにより実際の通塾は週4回となってしまうので、習い事を続けてきたお子さんたちは小5の後半がターニングポイントになるかと思います。
鉛筆ってめっちゃ消耗品。高いけどやっぱり名入れは便利。メーカー品じゃないとすぐに芯折れるし……。
そしてこちらの隔テとナビ模試ですが、テストごとにクラスが替わります。
しかも30位ぐらいまでランキングが出るので、成績上位者はランキング表に名前が載ることになります。
ランキングが出るのは、国算理社それぞれと、2教科・4教科の点数。
ランキング常連の子、特に1位を取るような子の名前はよく見るので自然と覚えてしまって、「○○くんまた1位だ!あ、○○さんも!すごいね〜〜」と勝手にスター扱いをしているわが家です。
でもきっとみんなにとってもスターだと思う。だって四天王感があってかっこいいもの!
なお、このテストのリズムがはじまるのは4年生から。
まずは月1回のナビ模試がはじまり、4年生後半からは隔テがスタートします。
徐々に慣らしていくスタイルですね。
それと4年生の間は成績表の目安校の欄は空欄で、具体的な学校名が載るのは5年生からです。
はじめて目安校の名前を見たときはいよいよはじまる感があって、うれしいような焦るような、ドキドキブルブルしてしまいました。
クラスは上がり下がりがあって当然ですが、4〜6年のクラス替えの期間でずーっと1組をキープし続けた猛者は、これまでの啓明館の歴史の中でたった2名しかいないそうなんです。
なんと厳しい。
成績(クラス)の上下も含め、こうしてテストに慣れて受験に向かっていくんだな~と感じています。