※前回↓の続きです
そもそも塾代は高いのに、大手の塾の広告費まで負担させられるのは嫌だと思った母tora。
「塾どうしよ~~」と思っているさなかですので、新聞折込やポストインされている塾のチラシもチェックします。
そのうちの一枚が啓明館のチラシでした。
啓明館のチラシは紙が薄めで、スーパーのチラシみたいな紙質です。
ピラッとしていて、全体的なイメージは予備校の広告に雰囲気が近いのかな?
フルカラーではあれど、豪華絢爛な他塾のものに比べるとお金をつぎこんでいるかんじはしませんでした。
でも正直、見栄えのよい塾の案内を見慣れた目には「ここにしても大丈夫なのかな?」みたいな思いが一瞬よぎってしまったのも本音です。
宣伝費の安さを求めておいて自己矛盾も甚だしいです。ごめんなさい。
もちろん内容には惹かれました。
- 専属のプロ講師のみでアルバイトなし(先生の顔写真&名前がズラリ)
- 他塾との価格比較(季節講習等も込みの総額が明記されてる)
- See-beなるものを使った映像授授業(授業力を推してる)
手元にチラシがないのですが、覚えている範囲でこんなかんじのことが書いてありました。
よくある合格実績バーンではなく、まず先生と授業のことを推している点にも好感が持てました。その意味で、面倒見がよさそうだし、「御三家を目指せ!」みたいなプレッシャーもあんまりもなさそう。
「これはもしかしたら……?」と期待値は大。
啓明館って、公開説明会に申し込み不要なんですよね。
ならばと思い、チラシ記載の一番近い日付の説明会に参加することにしました。
わが家のときは、たしか例の病気のせいで公開説明会はZoom開催、そのあとの入塾テストは校舎で実施でした。
で、説明会の中で体験授業をしてくれるんですが、これがもう。
わが家は見事に心をつかまれてしまいまして。
歴史の授業ということで「関ケ原」を扱ってくれたんですが、前述のSee-beの映像システムを使って、関ケ原の地理的条件(実際にはどのぐらいの広さなのか、一方が山になっていて戦場に傾斜があったこと等)を立体的に理解させてくれるんです。
大人も「へえ~~」ってなるおもしろさ。
さらに、「どっちが勝ったと思う?」の流れで、明治時代にメッケルが関ケ原の布陣を見て「西軍(石田三成方)の勝ち」と断定したことにも触れてくれたんです。
わりと歴史好きの母toraと夫(『坂の上の雲』大好き)は「小学生にメッケルの逸話も教えてくれるの!」と大盛りあがり。
当の本人である子toraも授業の楽しさにニッコニコで、
「この後○時から校舎で入塾テストを開催しますので来れる方はどうぞ」のアナウンスに、
「だって。子toraどうする?」
「行く!!」
の二つ返事。
入塾テスト(レベル把握のためで、落とす目的のテストではないはず)は無事にパスしまして、この流れで入塾が決定しました。
歴史はやっぱりマンガで入っておくと強いです。イメージがつかめるし、歴史の授業が始まったときに「歴史知ってるよ、得意!」みたいな気持ちでスタートが切れる。